建物仕様・構造
RC造45階建・1,247戸の大規模タワー。構造、エレベーター、防災、セキュリティ、住戸仕様を徹底解説します。
地上階数
総戸数
解説項目
鉄筋コンクリート造
建物構造
最大14階建ての低層7棟構成、港区最大級の敷地
基本構造
構造:鉄筋コンクリート造(RC造)
耐震方式:耐震構造(一部住戸は制震構造)
事業主:三井不動産レジデンシャル株式会社・三菱地所レジデンス株式会社
施工:清水建設・大成建設・大林組JV
設計:設計事務所オーバル+三井住友海上HD設計
用途:分譲住宅
所在地:東京都港区三田1丁目(7棟構成)
敷地面積:約25,000㎡(港区最大級の住宅敷地)
| 棟名 | 階数 | 戸数 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| パークマンション | 14階 | 176戸 | 最上位グレード/プール・スパ・専用ラウンジ完備 |
| ノースヒル | 14階 | 213戸 | ワークラウンジ完備 |
| イーストヒル | 14階 | 152戸 | 綱町三井倶楽部側/緑のビュー |
| サウスヒル | 14階 | 216戸 | 最大戸数/日当たり良好 |
| ウエストヒル | 14階 | 158戸 | 麻布十番方面ビュー |
| ヴィラ | 3階 | 87戸 | テラス付き低層住戸/プライベート感重視 |
| センターヒル(共用) | 3階 | — | 共用施設棟(カフェ・スパ・フィットネス・キッズ等) |
低層大規模の希少性:港区で1,000戸超のスケールでありながら最大14階という低層構成は極めて稀。タワーマンションのスピード感ではなく、邸宅型住居のゆったりとした暮らしを実現するため、敷地面積25,000㎡という贅沢な土地利用が前提となっています。建物高さを抑えることで、敷地内の緑地・庭園に十分な面積を確保。「都心の邸宅街」という独特の住環境がこの構造から生まれています。
エレベーター
低層棟ごとに分散配置、混雑のないストレスフリー
エレベーター構成
7棟構成のため、各棟ごとに2〜3基のエレベーターが配置されています。タワマンと違い1棟あたりの戸数が150〜220戸と適正規模なので、待ち時間ストレスは極めて少ないのが最大の特徴です。
パークマンション棟:3基(高層用+共用)
ノースヒル/サウスヒル:各3基
イースト/ウエストヒル:各2〜3基
ヴィラ棟:2基(戸数87戸)
定員:13〜17名/基
速度:分速90〜105m
14階低層・分散配置の利点
タワマン特有の「朝の通勤ピーク時にエレベーターが満員で乗れない」「最上階まで2〜3分かかる」という問題が三田ガーデンヒルズではほぼ発生しません。最上階(14階)まで30秒以内・途中停止も最大2回程度。来客時もスムーズに住戸まで案内可能。
セキュリティ
24時間有人管理+多重オートロック+帝国ホテル提携サービス
セキュリティ体制
- ●24時間有人管理:センターヒル(共用棟)に常駐スタッフ。定期的に各棟・敷地内を巡回。
- ●4段階のセキュリティ:敷地ゲート → 棟エントランス → エレベーター → 住戸前で各々認証必要。
- ●各棟独立のエントランス:他棟の入居者でも自由に入れない設計(タワマンと違い、棟ごとに完結)。
- ●監視カメラ:敷地内の主要動線・各棟エントランス・駐車場・エレベーター内に多数配置。
- ●来訪者対応:センターヒルで一旦受付→ホスト住戸へ取次。直接住戸前まで通すルートはなし。
- ●緊急対応:住戸内に緊急ボタン。三井不動産レジデンシャルサービスと警備会社(SECOM等)が連携対応。
プライバシー重視の住環境
敷地は周囲を生垣・樹木で囲まれ、外部から建物・住戸が直接見えない設計。三田一丁目の閑静な住宅街という立地と相まって、芸能人・経営者層に好まれる「目立たない高級住宅」というポジショニングを実現しています。
防災設備
高台立地+低層構造で災害リスクが少ない
立地的優位性
三田ガーデンヒルズは、旧逓信省簡易保険局庁舎跡地という標高約20mの高台に位置します。港区ハザードマップ(津波・洪水)では、敷地全体がリスク低エリア。最大14階という低層構造のため、長周期揺れ・強風影響もタワマンより大幅に小さい設計です。
標高:約20m(港区平均より高い高台)
津波予測:浸水想定外
洪水想定:浸水なし(ハザードマップ)
地盤:固結支持地盤の好条件
液状化:リスク低
長周期揺れ:低層のため影響軽微
設備対策
- ●非常用発電機:72時間以上の自立運転対応。エレベーター・共用部・コンシェルジュ機能を維持。
- ●備蓄倉庫:センターヒルに大型備蓄庫。非常食・水・簡易トイレ等を約3日分確保。
- ●井戸:敷地内に防災用井戸(生活用水として)。断水時にも対応可能。
- ●自衛消防隊:管理スタッフを中心に編成。年1回以上の訓練実施。
- ●ヘリポート:屋上に救助用着陸場(パークマンション棟)。緊急医療搬送に対応。
住戸基本仕様
天井高2,500〜3,000mm、無垢材フローリング、最高級設備
住戸の基本グレード
天井高:標準2,500〜2,600mm/パークマンション最上層3,000mm超
窓:複層Low-Eガラス、断熱・遮音性能優秀
床:パークマンションは無垢材フローリング標準、他棟は高耐久複合材
床暖房:リビング・ダイニング標準装備
キッチン:パークマンションはガゲナウ/他棟はリンナイ・ハーマン製の最高級グレード
バスルーム:TOTOネオレスト・ミストサウナ機能
クローゼット:ウォークインクローゼット標準
玄関:石貼りエントランスホール・シューズインクローゼット
| 棟 | グレード | 主な仕様 |
|---|---|---|
| パークマンション | 最上位 | 天井高3m、ガゲナウキッチン、無垢材、専用ラウンジ・プール |
| ノースヒル等4棟 | プレミアム | 天井高2.6m、リンナイキッチン、無垢/複合フロア |
| ヴィラ | テラス特化 | 天井高2.5m、専用テラス10〜30㎡、邸宅型レイアウト |
パークマンションの特別仕様:176戸限定の最上位グレード。ガゲナウのフルスイートキッチン、専用バーラウンジ・プール・スパ・ゲストルームへのアクセス権、24時間ヴァレットサービスなど、他棟住民は利用できない特典が多数。住戸価格も他棟より30〜50%高く設定されています。
設備インフラ
光ファイバー・地中化電線・帝国ホテル提携サービス
通信・ネットワーク
- ● 全戸光ファイバー直結
- ● 共用部Wi-Fi(センターヒル、ラウンジ)
- ● 衛星放送(BS/CS/4K8K)対応
- ● センターヒル内に「Hills Café」公衆Wi-Fi
電気・ガス・水道
- ● 単相3線式・契約60Aまで標準対応
- ● ガスはGAS/IH選択可
- ● 床暖房・浴室暖房乾燥機標準
- ● 電線地中化で美観良好
帝国ホテル提携サービス
三田ガーデンヒルズ最大の特徴の一つ。コンシェルジュ経由で帝国ホテルのレストラン予約優先権、ハウスキーピング、車手配等を利用可能。三井不動産の「Mitsui Fudosan Residential Lifestyle Service」と連動し、提携先には他にもパレスホテル、ザ・リッツ・カールトン東京等が含まれます。
EV充電器
駐車場40区画以上に普通/急速充電器設置。
スマートホーム
パークマンション住戸はLutron制御の照明・空調システム。
宅配ボックス
大型・冷蔵対応。スマホアプリで通知。
外装・デザイン
邸宅型低層・周囲の歴史的庭園と調和する建築
建築デザイン
三田ガーデンヒルズは、隣接する「綱町三井倶楽部」(明治建築の歴史的庭園)と調和する建築言語を採用。最大14階の低層構成、ベージュ系のストーン外装、深いブロンズの窓枠など、伝統的な邸宅街にふさわしい落ち着いたデザインが特徴です。タワマンの「都心ランドマーク」を狙うのではなく、「街並みに溶け込む邸宅」を意識した設計です。
中央庭園のランドスケープ
敷地中央に配置された大規模庭園は、日本庭園の要素(池・回遊路・植栽)と現代ランドスケープの融合。約3,000平米の共用部に、桜・紅葉・常緑樹が四季折々の表情を見せます。
綱町三井倶楽部との繋がり
敷地西側はジョサイア・コンドル設計の綱町三井倶楽部(旧三井家本邸跡)と隣接。窓越しに広大な歴史的庭園を望める住戸は、都内屈指の希少性。
「住宅」としての美しさ:三田ガーデンヒルズは2025年のグッドデザイン賞・日本造園学会賞などにノミネート。タワマンとは異なる「邸宅美」が高く評価されています。